伊藤忠、エドウインを子会社に 事業再生ADR成立 – 日本経済新聞

 伊藤忠商事は29日、経営再建を支援しているジーンズ大手エドウイン(東京・荒川)の事業再生ADR(裁判外の紛争解決手続き)が成立したと発表した。6月末にも伊藤忠がエドウインを子会社にする。エドウインの常見修二社長ら5人の取締役は退き、伊藤忠が新社長らを派遣する。

 事業再生ADRは私的整理の一種で、同日のエドウインの債権者会議で金融機関の同意を得た。主な取引金融機関が計200億円超の債権を放棄し、伊藤忠は出資や貸し付けなどで300億円超を支援する。エドウインは7月にも債務の弁済を終える予定だ。

 エドウインは証券投資の失敗で損失を抱え、2013年11月に事業再生ADRの利用を申請。14年3月に伊藤忠とスポンサー契約を結んだ。伊藤忠は国内外の衣料品事業を生かし、エドウインの主力のジーンズ事業を再構築する。