キヤノンメディカルとNVIDIAが業務提携 – ITpro



医療機関でのAI活用の研究・普及を加速

2018/04/11 15:30

増田 克善=日経デジタルヘルス


 キヤノンメディカルシステムズは2018年4月11日、米NVIDIA社の日本法人と医療研究機関向けディープラーニング研究インフラの開発・販売に関する業務提携に合意したと発表した。医療・研究機関でディープラーニングを活用した研究への取り組みを加速させ、医療現場におけるAI(人工知能)の普及を目指す。

 キヤノンメディカルは、医療機関に存在するデータを容易に収集・統合、共有することを可能とする医療情報統合管理システム「Abierto VNA」を2018年1月から提供している(関連記事)。それらのデータをNVIDIAが提供するAIコンピューティングプラットフォーム「NVIDIA DGX Station」およびソフトウエアによって高速に処理し、高度なディープラーニングアルゴリズムの設計、展開、利用を実現していく狙いである。

 医療現場では、疾患の早期発見や診療を支援するシステムとして、ディープラーニングによるビッグデータ解析に期待が寄せられている。医療機関が独自にディープラーニングを活用した研究に取り組むためには、院内に存在するさまざまなデータを収集・統合し、解析に必要なハードウエアを用意して、その上でディープラーニング技術の習得を行う必要がある。両社のソリューションを組み合わせることにより、こうした要求に応えていくことができるとしている。

 NVIDIA社は、AIや自動運転などの分野でも高い存在感を放っている米国半導体メーカー。最近では、医療分野の開拓に本腰を入れている(関連記事)。なお、同社と米GE Healthcare社は2017年11月に、医療分野へのAIの活用で協力することを発表している(関連記事)




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です