西鉄、NZ物流企業買収 – 日本経済新聞



 西日本鉄道は10日、ニュージーランドの物流企業を買収すると発表した。現地企業の株式の9割を4月下旬をメドに取得する。オーストラリアの現地法人1社に限られていたオセアニア地区の営業網を強化し、国際物流事業を強化する。ニュージーランドへの進出で、同社の国際物流の展開国は27カ国・地域になる。

 現地で航空・海上貨物の運送事業などを手掛けるGCSロジスティクス(オークランド)の株式の90%を、オーナー社長から取得する。取得額は公表していない。GCSロジスティクスの営業収益(売上高に相当)は2016年度に約11億4300万円。営業利益は約2800万円だった。

 社名は「NNRグローバルロジスティクスニュージーランド」に改める。新社名で5月から営業を始める。従業員は17人をGCSロジスティクスから引き継ぐ。

 GCSロジスティクスはこれまで、海上輸入を主な事業としてきた。西鉄は既にオーストラリアや東南アジア諸国に持つ自社の物流ネットワークと組み合わせることで、国際物流事業全体の強化につながるとしている。

 西鉄の物流事業は16年度の営業収益が823億円と、連結売上高全体の約21%を占める。運輸や流通事業にほぼ並ぶ規模で、同社は将来的に世界35カ国・地域、130都市に物流拠点を広げる目標を掲げている。





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