【東京市場の注目銘柄】(10日)タカラバイオ 3.4%高 – SankeiBiz



 ≪遺伝子治療薬の共同開発を好感≫

 ■タカラバイオ(4974) 前日比3.4%高の2275円。大塚製薬と2つの遺伝子治療薬(NY-ESO-1・siTCRとCD19・CAR)で共同開発、独占販売契約を締結した。滑膜肉腫と急性リンパ芽球性白血病を対象として臨床試験中。これに伴い一時金など最大63億円を受領する。野村証券は2019年3月期以降、タカラバイオの業績を押し上げる可能性があるとみる。

 ■小野薬品工業(4528) 12%安の2958.5円。米メルクは9日、がん治療薬「キイトルーダ」の単剤療法の第3相試験が主要評価項目を達成した発表。野村証券は小野薬品などが共同開発している、がん治療薬「オプジーボ」の業績展望にとってネガティブだろうとみる。

 ■日医工(4541) 2.3%高の1777円。クレディ・スイス証券は投資判断「アウトパフォーム」、目標株価2000円で調査を開始。海外展開やバイオシミラー(バイオ後続品)事業など新規事業の成長に期待する。

 ■東洋水産(2875) 5%安の4125円。JPモルガン証券は投資判断を「オーバーウエート」から「中立」、目標株価を5200円から4500円に下げた。米国での販売モメンタム(勢い)好転に期待したが、国内状況を踏まえると即席麺の事業環境に好転の兆しは見えにくく、利益成長は立ち止まるとの認識を示した。

 ■NTTデータ(9613) 1.2%高の1160円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を1230円から1300円に上げた。17年10~12月期(第3四半期)決算が嫌気され、年初来16%下落しているが、国内・欧州事業は堅調で、過度の悲観的な見方は修正されると想定した。

 ■東急不動産ホールディングス(3289) 2.5%高の783円。野村証券は投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を780円から920円に上げた。東京都渋谷区で19年竣工(しゅんこう)予定の「南平台プロジェクト」「道玄坂1丁目プロジェクト」の価値を新たに織り込んだ。好立地物件で商業部分も含め竣工時は満室稼働になるとみている。

 ■トーセイ(8923) 16%高の1478円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を1600円から1800円に上げた。中期経営計画初年度は順調な始動で、企業のM&A(企業の合併・買収)活用による棚卸不動産の仕入れ進捗(しんちょく)、受託資産残高(AUM)増加による利益成長を見込むエクイティストーリー(戦略)に変更はないとした。

 ■4℃ホールディングス(8008) 10%安の2548円。21年2月期までの新中期計画を策定、営業利益68億円(18年2月期は61億円)を目指す。SMBC日興証券は、ブライダルジュエリーの対策がまだ具体化していない印象と指摘した。

 ■ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575) 10日、東証マザーズへ新規株式公開(IPO)し、公開価格1170円に対し2.3倍の2691円買い気配のまま取引を終えた。人材紹介やメンタルヘルスケアの事業を展開する企業の持ち株会社。(ブルームバーグ)





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