【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中 – M&A Online



【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中

飯田グループHDのシンボルマーク

飯田グループホールディングス(HD)<3291>は「戸建分譲・日本一」を誇る。その販売数はグループ6社合わせて年間4万戸を超え、他を圧倒する。低価格帯の分譲住宅を主力とするパワービルダーの代名詞的存在だ。住宅業界を騒然とさせた経営統合から5年となるが、業容を着実に拡大している。この間、ロシアや米国やインドネシアなど海外での住宅事業にも着手しており、今後は海の向こうでも本格的なM&Aの出番がありそうだ。

前代未聞…上場住宅メーカー6社が持ち株会社傘下に

飯田グループHDは2013年11月、一建設(ジャスダック)、飯田産業(東証1部)、東栄住宅(同)、タクトホーム(同)、アーネストワン(同)、アイディホーム(ジャスダック)の上場住宅会社6社が経営統合し、その共同持ち株会社として発足した。上場企業6社による経営統合は前代未聞の出来事だったうえに、住宅業界の勢力図を塗る変える一大グループが出現したのだ。

2017年3月期の販売実績をみると、主力の戸建分譲は4万740戸で、これに注文住宅3260戸、マンション分譲1499戸を加えて、合計4万5499戸。賃貸住宅を含む全住宅販売戸数では大和ハウス工業、積水ハウスの2強にまだ及ばないものの、戸建てに限れば、価格帯や顧客層が異なるとはいえ、両社の合計(注文住宅を主体に約2万3000戸)をはるかにしのぐ。

「誰もがあたり前に家が買える、そんな社会にしたい」。飯田グループHDはこうスローガンを掲げる。グループを構成する6社はいずれも床面積100平方メートル前後、土地付き2階建て住宅を2000万円台~3000万円台前半の低価格帯住宅を、年収500万円クラスの1次取得者向けに供給している。こうした分譲住宅メーカーは業界でパワービルダーと呼ばれる。

一般に駅から遠く交通の便が今一つだったり、狭小で形もいびつだったりする用地を仕入れることで、安価な住宅の供給を可能にしている。注文住宅をメーンとする大手が手を出さないニッチ市場を狙って成長してきたのがパワービルダーといえる。「新しく住宅を購入したい」「だけど予算はあまり多くない」というニーズを取り込み、存在感を急速に高めてきた。戸建分譲でグループ6社の全国シェアは約31%で、首都圏は約36%、京阪神は約16%とされる。

グループ企業による販売中の物件(東京都三鷹市内)





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です