中国の投資会社、復星国際がランバンを買収か – WWD JAPAN.com



 深刻な経営危機に陥っているランバン(LANVIN)を中国の投資会社フォーサン インターナショナル(FOSUN INTERNATIONAL・復星国際 以下、フォーサン)が買収すると複数の情報筋が話す。

 ランバン株の75%を所有するシャオラン・ワン(Shaw-Lan Wang)が、投資家と株式譲渡に関する話し合いを行っており、最大の買い手候補はカタールの投資会社メイフーラ・グループ(Mayhoola Group)だと見られていたが、フォーサンが本命とみられている。

 情報筋の話では、フォーサンは1億ユーロ(約133億円)での買収を提示しており、買収完了後はシャオラン・ワンが20%の少数株式を保有し、スイスの実業家ラルフ・バーテル(Ralph Bartel)も自身が保有している25%の株式を引き続き保有するという。

 ランバンからもフォーサンからもコメントは得られなかった。

 フォーサンは1992年に上海で創業し、香港証券取引所に上場している。同社はリゾート運営を行うクラブメッド(CLUB MED)やイタリアブランド「カルーゾ(CARUSO)」を擁する。2017年12月にはイタリアの高級ランジェリーブランド「ラペルラ(LA PERLA)」買収について、「ラペルラ」の親会社であるパシフィック グローバル マネージメント(PACIFIC GLOBAL MANAGEMENT)と基本合意に達し、30日間の独占的デュー・ディリジェンス(財務状況をはじめとする企業の活動状況を調査すること)を行っていた。

 2月9日には中国の毛織物大手で、レナウンやSMCPなどを傘下に持つ山東如意科技集団(SHANDONG RUYI GROUP)がバリー(BALLY)の株式の過半数を取得するなど、中国企業による欧州ラグジュアリーブランド買収の動きが活発化している。

 「ランバン」は15年に当時のクリエイティブ・デイレクターだったアルベール・エルバス(Alber Elbaz)の退任以降、クリエイションのトップが定着せず、ブランドも低迷している。2月28日にパリ・ファッション・ウイーク中に開催予定のショーは、ゲストの数を750から450へ絞るなど、従来のショーから規模を縮小して開催し、コストカットを行うようだ。





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