三菱ケミカル、物流子会社を統合 – 日本経済新聞



 化学品専門の物流会社である三菱ケミカル物流(東京・港)は12日、菱和ロジテム(東京・中央)を4月1日付で吸収合併すると発表した。菱和ロジテムの全事業を承継する。三菱ケミカルグループの物流会社を統合し、ノウハウの共有や販路拡大につなげる。

2017年11月に就航した三菱ケミカル物流のLPG船「第八菱顕丸」。炭素繊維製のスクリューで効率よく運航できる

 合併により、売上高は951億円(2017年3月期ベース)、従業員は1200人超に増える。人員削減などは想定しておらず、トラックや船舶などの資産や配送拠点を有効活用するという。

 三菱ケミカルは17年4月に三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社が統合して発足した。三菱ケミカル物流は旧三菱化学の、菱和ロジテムは旧三菱樹脂の子会社。親会社に続き、同じ物流機能を持つ2社も合併する。

 三菱ケミカル物流は全国に散らばるグループの製造拠点を結ぶ。液化石油ガス(LPG)船などを運航し、発火の危険もある化学品を安全に輸送するノウハウを持つ。菱和ロジテムは旧三菱樹脂が手がけてきたフィルム製品の陸上輸送に強い。

 三菱ケミカルホールディングスは20年度を最終年度とする中期経営計画で、関係会社をグループ全体で25%減らす方針を掲げている。





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