京都銀行 土井伸宏頭取 「フルバンキングサービス」堅持 – 産経ニュース



 --足元の事業環境と今年の見通しは

 「マイナス金利政策の継続で貸出金利の低下、市場部門の運用も厳しい。ただ、これらを前提にして、これまで手をつけられなかった課題に対して大胆な改革を進めていく。一方、地元経済は中小企業にも回復の裾野が広がりつつあり、明るい兆しもある」

 --店舗運営や出店戦略をどう進めていくか

 「一通りの機能を持つフルバンキングサービスにこだわる。大手行は人員削減や省力化を進めるようだが、地銀にとって利便性が損なわれれば顧客離れのリスクが大きい。一方、人工知能(AI)活用などで、業務効率化・低コスト化には取り組んでいく。事務の集中化、機械化など、できることを進める」

 --4月には関西3地銀統合による「関西みらいフィナンシャルグループ」が発足する。競争環境は

 「当行のエリアや業種などで重複による影響は少ないと考えている。大阪府と兵庫県にまたがる阪神エリアは、全体貸し出しの約20%で、まだ伸ばせる余地がある。今後も戦略的に出店していきたいエリアだ」

 --昨春には子会社の京銀証券を発足させた

 「預かり残高や口座数は当初目標を上回って推移。当行は起業支援で京都企業を応援し、現在もグループ会社のファンドを通じて出資するなど仕組みを整えてきた。証券会社として新規株式公開(IPO)支援までが目指すべき機能だ。人材育成も含めてスキルを上げていきたい」





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