欧州委、インベブに警告 独禁法違反の疑い – 日本経済新聞



 【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州委員会は30日、ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブがEU競争法(独占禁止法)に違反した疑いがあると警告する「異議告知書」を同社に送ったと発表した。ベルギー国内のビール市場での支配的な立場を利用し、公正な競争を妨げているとの暫定的な判断を示した。

 告知書の送付は競争法違反を是正するための手続きの第1段階で、欧州委は「最終結果を事前に決定するものではない」としている。欧州委が最終的に違反を認定すれば多額の制裁金の支払いを命じる可能性がある。

 欧州委が問題視しているのが、本社をベルギーに構えるインベブの同国内での販売だ。人気銘柄である「ジュピラー」や「レフ」を巡って、隣国のフランスやオランダではベルギーよりも価格競争が激しいため、低価格で販売しているという。だが、インベブはこうした低価格品がベルギー内へ流入するのを防ぐため、卸売業者らがフランスやオランダで購入した商品をベルギーへ輸入することを妨げている懸念があるとみている。





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