研修医の過労自殺で病院側を刑事告発 新潟 – NHK



新潟市民病院の研修医が長時間の残業による過労が原因で自殺した問題で、遺族側は、この病院では違法な長時間労働が放置されているとして、市と病院長らを労働基準法違反の疑いで労働基準監督署に刑事告発しました。

刑事告発したのは、去年1月に自殺した新潟市民病院の研修医で、長時間の残業による過労が原因の労災と認定された木元文さん(当時37歳)の遺族です。

26日遺族側の齋藤裕弁護士が、新潟労働基準監督署に告発状を提出しました。それによりますと、この病院では、ことし1月からの半年間にのべ90人の医師らに労使協定で定めた上限を大幅に超える残業をさせ、最大で月に177時間にのぼるケースがあるなど、違法な長時間労働を放置し続けている労働基準法違反の疑いがあるとしています。

遺族は、この病院では勤務時間を自己申告する仕組みになっていることや、研修を自己研さんとみなし勤務として認めないことなどが過労死を招いた原因だとして、市や病院に改善を求めてきましたが、受け入れられなかったため、刑事告発に踏み切ったということです。

齋藤弁護士は「医師1人の命が失われたことを踏まえてしっかり捜査してほしい」と話していました。

新潟市民病院は「詳細は把握していませんが、これまで同様、労働基準監督署の調査に誠実に対応します」としています。





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